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今度こそ!雪の剱岳を眺めにクズバ山(2014年11月22日)


 クズバ山は、剱岳の展望が素晴らしい山です。雪の付いた剱岳を眺めたく、2014年10月30日に初めてクズバ山に登りました。が、10月末では、まだまだ雪が少なく「剱岳の山頂付近に薄っすらと雪があるな」って感じでした。
 そして一ヶ月、リベンジのため2014年11月22日に再びクズバ山へ向かいました。富山平野から見ても、剱岳がそれなりに白く見えるし、2日前の11月20日に立山室堂で確認した時も十分雪がありそうでした。
 11月22日にもなると、日の出は6時36分、日の入りは16時38分となり、行動時間が限られます。馬場島からクズバ山まで、夏道の場合で往復だと7時間から8時間程度かかります。おまけに、積雪があるので余計に時間がかかり、今回のクズバ山登山では山頂でのお昼休憩を含めて 9時間強の登山となりました。クズバ山の山頂は、標高 1,876メートルなので、50cmくらいの積雪と予想・・・して出かけました。この時期の装備としては積雪を予想して、カンジキかスノーシュー、ストック(使い慣れていればピッケル)、スパッツ、雪山用グローブ、厚手のアウターなどがあった方がラクに登れます。今回の登山では、私、スパッツすら忘れ、ここに記した山道具を全て持たずに、登って大変でした。夏用カッパのズボン(ゴアテックス)、スパッツが無いので雪が靴に入らないように同行者から予備の靴紐を借りてズボンの裾を縛ったりしました。グローブも無く、夏の手袋で雪に手が付くと指が冷たくなるので雪をかき分けて進むこともせず、大変なクズバ登山・・・。
 
クズバ山(写真:2014年11月22日16時23分撮影)
東小池谷登山口から見たクズバ山(下のほう)、雪が積もっているのが見えます。
2014年11月22日のクズバ山
 
2014年11月22日、クズバ山から眺めた剱岳(写真:2014年11月22日 12時55分撮影)
初冬の剱岳は、雪が岩に付き始めといった感じで全面真っ白にはなっていませんでした。まぁ、岩も見えていたほうが写真的には立体感が出るので良いのですが、いつかは全面白の剱岳をクズバ山から眺めてみたいものです。そうなると本格的な雪山登山となるので、装備や技量の向上が必要なのです。とりあえず、中山でプチ雪山の修行を積んだほうがいいかな。
2014年11月22日、クズバ山から眺めた剱岳
 
クズバ山 登山ルート地図(Google Map)
 
クズバ山 登山ルートのポイント
  1. 馬場島荘:標高 749m
  2. 剱岳・早月尾根登山口:標高 760m
  3. 東小池谷登山口:標高 804m
  4. 1050m地点の展望場所
  1. 中山とクズバ山の分岐点:標高 1,130m
  2. 1,625m地点
  3. クズバ山 山頂:標高 1,876m
コースポイント間の時間
2014年11月22日にクズバ山登山したときの実際の所要時間です。条件としては、天候は晴天、東小池谷登山口には積雪なし、東小池谷の登山道は薄っすら積雪し若干氷気味、中山とクズバ山の分岐点では積雪が5cmから10cm程度でした。その後、標高を上げるに従い積雪が増え、1,625m地点になると完全に雪の世界でズブズブ沈み、クズバ山山頂では1メートル弱の積雪量でした。
東小池谷登山口からクズバ山へのピストン 所要時間:9時間05分(山頂での休憩 1時間10分を含む)
東小池谷登山口 804m~(登り 1時間)~中山とクズバ山の分岐点 1,130m~(登り 1時間50分)~1,625m地点~(登り 2時間20分)~クズバ山 1,876m(ここまで5時間10分)
クズバ山~(下り 50分)~1,625m地点~(下り 1時間15分)~中山とクズバ山の分岐点 1,130m~(下り 40分)~東小池谷登山口 804m
 
東小池谷登山口からクズバ山への登山道にある各コースポイントの写真。
東小池谷登山口から中山とクズバ山の分岐点まで、約1時間(7時10分~8時02分)
東小池谷登山口
東小池谷登山口(7時10分)
登り、写真撮影忘れ・・・
第1渡渉点(7時15分)
第2渡渉点
第2渡渉点(7時15分)
プチ沢1
プチ沢1(7時18分)
プチ沢2
プチ沢2(7時20分)
第3渡渉点
第3渡渉点(7時24分)
1050m地点の展望場所
1050m地点の展望場所(7時45分)
中山とクズバ山の分岐点
中山とクズバ山の分岐点
(8時02分着、8時13分発)
中山とクズバ山の分岐点から1,625m地点まで、1時間50分(8時13分~10時03分)
木に挟まれた登山道
木に挟まれた登山道(8時21分)
第1ロープ場
第1ロープ場(9時05分)
1550m地点から見た剱岳
1550m地点から見た剱岳(9時34分)
1,625m地点
1,625m地点(10時03分)
1,625m地点からクズバ山 山頂まで、2時間20分(10時03分~12時25分)
1690m地点の展望場所
1690m地点の展望場所(10時51分)
1730mピーク
1730mピーク(11時15分)
1800mピーク
1800mピーク(11時47分)
第2ロープ場
第2ロープ場(11時50分)
1845m地点
1845m地点(12時10分)
この向こうがクズバ山
この向こうがクズバ山(12時24分)
クズバ山 山頂、12時25分から13時35分まで山頂でお昼休憩
クズバ山 山頂
クズバ山 山頂(12時25分着、13時35分発)
クズバ山 山頂から1,625m地点まで、50分間(13時35分~14時25分)
1800mピーク
1800mピーク(13時46分)
1730mピーク
1730mピーク(14時04分)
1690m地点の展望場所
1690m地点の展望場所(14時11分)
1,625m地点から中山とクズバ山の分岐点まで、1時間15分(14時25分~15時37分着)
この区間は、ひたすら下り疲労困ぱい、ヘロヘロだったので写真ありません。
 
中山とクズバ山の分岐点から東小糸谷登山口まで、40分間(15時41分発~16時20分)
中山とクズバ山の分岐点
中山とクズバ山の分岐点
(15時37分着、15時41分発)
1050m地点の展望場所
1050m地点の展望場所(15時51分)
馬場島発電所 地下導水路の竪穴
地下導水路の竪穴(16時02分)
第3渡渉点
第3渡渉点(16時05分)
プチ沢2
プチ沢2(16時09分)
プチ沢1
プチ沢1(16時11分)
第2渡渉点
第2渡渉点(16時13分)
第1渡渉点
第1渡渉点(16時14分)
東小糸谷登山口へ下山
東小糸谷登山口、貧弱な装備(要するに夏山仕様)ながらプチ雪山登山のクズバ山から無事帰還(16時20分)
 

 
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