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射撃指揮装置 79式2型21B


 射撃指揮装置 79式2型21B(FCS-2-21)は、砲の管制を行う射撃指揮装置です。1960年代に開発された射撃指揮装置(FCS)をベースとして、デジタル計算機により自動化されたFCS-2が誕生しました。
 FCS-2には以下の3タイプがあります。
 FCS-2-21は、砲の管制のみを行うタイプで、追尾レーダーのアンテナが露出した外見(下記の写真)となっています。
 FCS-2-12は、砲と対空ミサイルの管制を行うタイプで白色のレドームに覆われ、内部には追尾レーダーと捜索/警戒レーダーが入っています。
 FCS-2-31は、21および12の中間的な存在で、方位盤の管制装置が多大に改良されています。砲と対空ミサイルの発砲・発射管制を行います。追尾レーダーのアンテナが露出した外観になっています。
 
訓練支援艦 てんりゅう 射撃指揮装置 79式2型21B(写真:2009年8月2日撮影)
訓練支援艦 てんりゅう 射撃指揮装置 79式2型21B
 
海上自衛隊の自衛艦に搭載されている射撃指揮装置
 

 
訓練支援艦てんりゅう
艦首艦橋マスト艦尾76mm単装速射砲射撃指揮装置高速標的BQM-34AJ改対空レーダー OPS-14水上レーダー OPS-18タカン空中線N-AS-299 空中線フェーズドアレイレーダ衛星通信用アンテナ
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