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白花系の高山植物 /
ユリ科の高山植物
イワショウブ
イワショウブは、ユリ科チシマゼキショウ属(APG植物分類体系では、オモダカ目チシマゼキショウ科)の多年生の高山植物です。学名:Tofieldia glutinosa subsp. japonica、Tofieldia japonica、和名:イワショウブ(岩菖蒲)
本州のおもに日本海側に分布し、亜高山帯の湿原近くや山稜の砂礫地に自生しています。葉は根生し、形はアヤメのような線形となっており、葉の長さは10cmから40cmあります。花茎の高さは、20cmから40cmに真っ直ぐ伸び、茎には小形の葉が1枚もしくは2枚つきます。花期は、8月から9月で、花茎の上に花被片が6枚の白色もしくは淡紅色を帯びた花を総状につけます。
イワショウブ(写真:2014年9月2日 薬師岳への登山道(太郎坂)にて撮影)
淡紅色のイワショウブの花(写真:2014年9月2日 薬師岳への登山道(太郎坂)にて撮影)
実をつけ始めたイワショウブ(写真:2014年9月2日 薬師岳への登山道(太郎坂)にて撮影)
イワショウブの葉(写真:2014年9月2日 太郎平から薬師峠キャンプ場への登山道にてにて撮影)
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