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立山のキク科高山植物


弥陀ヶ原から室堂平そして黒部ダムまでの間で見ることが出来るキク科の高山植物の写真です。素人が登山中に見かけた高山植物を撮影しているので、実際にはもう少し多くの種類が自生していると思います。
 
ミネウスユキソウ(峰薄雪草)
ミネウスユキソウ
キク科ウスユキソウ属の高山植物。
本州中部の高山に分布しています。ウスユキソウとは同一種で分布域の高度が違うだけです。
ヤマハハコ(山母子)
ヤマハハコ
キク科ヤマハハコ属の多年草。
石川県から長野県以北の本州と北海道の高地に分布しています。山地の日当たりのよい草原や崩壊地などに分布しています。
 

 
ゴマナ(胡麻菜)
ゴマナ
キク科シオン属の多年草。
北海道と本州および四国の低山から高山帯下部の日当たりの良い場所に分布しています。
タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)
タカネヤハズハハコ
キク科ヤマハハコ属の多年草の高山植物
高山帯の乾いた草地や礫地に生えます。雌雄異株で高さ10〜25cm、頭花は白〜紅色で、散房状に小花を沢山つけます。葉は、倒披針形で両面に白い綿毛が密生しています。別名:タカネウスユキソウ
タテヤマアザミ(立山薊)
タテヤマアザミ
キク科アザミ属の多年草
北アルプス北部に自生し、立山で命名されました。
クロトウヒレン(黒唐飛廉)
クロトウヒレン
キク科トウヒレン属の多年草
本州の中部地方から東北地方南部にかけての日本海側に分布しています。
ウサギギク(兎菊)
ウサギギク
キク科ウサギギク属の多年草、高山植物。
「ウサギギク」の名前は、葉の形がウサギの耳を連想させることに由来しています。本州中部以北・北海道・千島列島・アリューシャン列島の亜高山帯〜高山帯に分布し、その草原地帯に生育しています。茎は単一で直立しており、高さは20〜30センチ。葉は対生でへら形。花期は7〜8月で、黄色い花を一輪つけます。別名:キングルマ(金車)
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)
ミヤマアキノキリンソウ
キク科アキノキリンソウ属の多年草
本州中部以北の亜高山帯から高山帯の草地や砂礫地に生育しています。花期は7月から9月です。
クモマニガナ(雲間苦菜)
クモマニガナ
キク科ニガナ属の多年草の高山植物
ニガナの高山型の変種です。本州中部以北と北海道の亜高山帯から高山帯に生えています。高さは10〜30p、舌状花は11枚あります。よく似たタカネニガナは舌状花が9〜10枚で丈が10p程度しかないことで区別します。
ミヤマコウゾリナ(深山髪剃菜)
ミヤマコウゾリナ
キク科ヤナギタンポポ属の多年草の高山植物
日本固有種で、本州の中部地方以北の亜高山帯から高山帯の開けた礫地に自生します。草丈は20〜40p、花は黄色で直径2pほど、花期は7月から8月、茎や葉には長い毛が生えています。
オタカラコウ(雄宝香)
オタカラコウ
キク科メタカラコウ属の多年草の高山植物
花茎の高さは1〜2m程度になり、茎の上部に黄色い頭花を総状に咲かせます。1つの花には周りに大きな舌状花弁が5〜10枚程つきます。
キオン(黄苑)
キオン
キク科キオン属の多年草の高山植物
花茎の高さは50から100cmとなり、7月から9月に小さく鮮やかな黄色の花を咲かせます。
タカネヨモギ(高嶺蓬)
タカネヨモギ
キク科ヨモギ属の多年草の高山植物
日本固有種で、本州の中部地方および東北地方に特産し、高山帯の日当たりが良い裸地に自生しています。
 
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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