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黄花系の高山植物 /
キク科の高山植物
クモマニガナ
クモマニガナは、キク科ニガナ属の多年草の高山植物です。学名:Ixeris dentata var. kimurana、和名:クモマニガナ(雲間苦菜)
このクモマニガナは、日本全土や東アジアの温帯から亜熱帯に分布するニガナの高山型の変種です。本州中部以北と北海道の亜高山帯から高山帯に生えています。花は、普通は黄色ですが、白色の花のクモマニガナもよく見かけます。高さは10〜30p、舌状花は11枚、葉幅は2cmほどあります。また葉の縁に刺状の鋸葉があります。ニガナ属は、茎葉に苦い乳汁を含むことから「ニガナ(苦菜)」の名前が付けられています。よく似たタカネニガナは舌状花が9〜10枚で、草丈が10p程度、根葉の葉幅が1cm前後かそれ以下の細い葉で区別します。
クモマニガナ(写真:2010年8月7日、
室堂から
天狗平への登山道にて撮影)
クモマニガナの花(写真:2013年8月7日撮影)
クモマニガナの花と蕾(写真:2016年7月11日13時26分撮影)、剱岳・早月尾根の三等三角点「気和平」から避難小屋跡の間にて
クモマニガナの蕾(写真:2012年8月8日 室堂平にて撮影)
クモマニガナの葉(写真:2012年8月8日 室堂平にて撮影)
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