いこまいけ高岡 立山の高山植物
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イワウメ


イワウメは、イワウメ科イワウメ属の高山植物で、常緑の小低木です。
学名:Diapensia lapponica L. var. obovata、和名:イワウメ(岩梅)
日本、韓国、サハリン、シベリア、中露国境を流れるウスリー川流域およびカムチャッカに分布しており、日本では北海道から本州中部にかけての高山帯に自生しています。岩礫地や岩壁に張り付くように生えています。枝は地面を這うように横に伸び、葉は厚い革質の葉が密生しクッショのようになっています。立山周辺の岩場では6月から7月頃に乳黄白色の花を咲かせます。
 
イワウメ(写真:2016年7月12日7時17分撮影)、剱岳・早月尾根の2600m地点から2800m地点の間にて
イワウメ
 
イワウメの木(写真:2016年7月12日7時17分撮影)
イワウメの木
 
イワウメの葉(写真:2016年7月12日7時17分撮影)
イワウメの葉
 
イワウメの花(写真:2016年7月12日7時18分撮影)、花弁が5枚あるように見えますが、実際には5中裂している合弁花(花びら(花弁)が合着して1枚となっている花)です。雄蘂は5個
イワウメの花
 
岩壁に生えるイワウメ(写真:2016年7月12日7時57分撮影)、剱岳・早月尾根の2800m地点から雪渓の鎖場の間にて
岩壁に生えるイワウメ
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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