いこまいけ高岡 立山の高山植物
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コシジオウレン


 コシジオウレン(越路黄蓮)は、一般的には「ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄蓮)」の名前で知られるキンポウゲ科オウレン属の多年草の高山植物(常緑の多年草)です。コシジは北陸に因んだ名前です。このページでは、「立山とその周辺で見た高山植物」をテーマにしているので、高山植物名も出来るだけ富山っぽい名前を優先しています。学名:Coptis trifoliolata (Makino) Makino、和名:ミツバノバイカオウレン(三葉の梅花黄蓮)
 このコシジオウレンは、日本固有種であり、本州の中部地方から東北地方の日本海側に分布し、亜高山帯から高山帯の針葉樹林の林床や林縁(多少日当たりの悪い場所)にしています。根出葉は3出複葉となっており、小葉は倒卵状クサビ形になり、上半分に鋸歯があり、葉の質感はやや厚く硬めです。
 花期は一般的に5月から8月くらいで、立山では他の高山植物に先駆け雪解けとともに咲き出します(概ね6月中頃)。高さ 7cmから15cmになる褐色を帯びた花茎を出し、通常 1個の花を上向きに咲かせます。12mmから15mmの花をつけ、白い花弁に見えるは萼片で5枚あり、楕円形です。花弁は蜜を分泌し、黄色で萼片より小さいです。果実は舟状の袋果で輪状に開出し、袋果の長さ 6mmから8mm程度の大きさです。
 コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)とよく似た高山植物に同属のミツバオウレンとバイカオウレンがあります。バイカオウレンは花茎が褐色、根出葉が3葉です。それに対して、ミツバオウレンは花茎が緑色で茎が緑色で根出葉が3葉、バイカオウレンは茎が褐色で根出葉が5枚となっています。
 
コシジオウレン(写真:2015年6月13日 立山室堂の散策道にて撮影)
コシジオウレン
 

 
コシジオウレンの花(写真:2016年6月29日10時06分 立山室堂にて撮影)
コシジオウレンの花
 
六輪のコシジオウレンの花(写真:2016年6月29日10時06分 立山室堂にて撮影)
六輪のコシジオウレンの花
 
コシジオウレンの葉(写真:2015年6月13日撮影)
コシジオウレンの葉
 
コシジオウレンは「三つ葉」(写真:2016年6月29日10時06分 立山室堂にて撮影)
コシジオウレンは「三つ葉」
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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