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ツツジ科の高山植物
ミネズオウ
ミネズオウは、ツツジ科ミネズオウ属の常緑小低木です。
学名:Loiseleuria procumbens、和名:ミネズオウ(峰蘇芳)
日本では、北海道と本州の関東・中部地方以北の亜高山から高山に自生し、立山ではハイマツ周辺に生えている事が多いです。樹高は10cm〜15cmと低く、枝先に2〜5つの花をつけ、花冠は白色〜薄紅色で5裂しています(星形の花)。葉は対生し、葉の長さ6mm〜10mm、幅2mm〜3mmの狭長楕円形の葉です。葉の縁は裏面にまくれており、乾燥地での水分の蒸発を防ぐ形状になっています。常緑の葉は年間を通して雷鳥のエサとなります。和名の「峰蘇芳(みね ずおう)」は、高い峰に生えること、葉がイチイ(俗名:スオウ)に似ていることに由来しています。
ミネズオウ(写真:2016年6月29日10時18分 立山室堂にて撮影)
ミネズオウの花(写真:2016年6月29日10時19分 立山室堂にて撮影)
真上から見たミネズオウの木(写真:2016年6月29日10時19分 立山室堂にて撮影)
2017年6月23日、ミネズオウ(写真:2017年6月23日14時52分撮影)、一の越から浄土山への登山道にて
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