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ミヤマハンノキ


カバノキ科ハンノキ属の落葉低木の高山植物です。
学名:Alnus Maximowiczii、和名:ミヤマハンノキ(深山榛の木)
 日本では本州の亜高山帯(大山や白山以北の山岳)と北海道、アジア東北部に分布しています。雌雄同株で、若葉が展開する時期に花が咲きます。枝先(長枝)に太い円柱形で下垂する花穂が雄花、同じく枝先(短枝)で若葉の先に雌花がつきます。立山室堂平では、みくりが池と血の池の間の尾根道(散策道)の血の池側(雪が比較的多く積もる側)に自生しており、雪解け直後(6月頃)に芽吹き花を付けます。風雪の厳しい立地のため、樹高は1メートルから1.5メートルくらいです。
 
ミヤマハンノキ(写真:2017年6月23日15時17分撮影)、ミヤマハンノキの花穂
ミヤマハンノキ
 

 
ミヤマハンノキの雄花と雌花(写真:2017年6月23日15時17分撮影)
ミヤマハンノキの雄花と雌花
 
花穂と花粉(写真:2017年6月23日15時00分撮影)、ミヤマハンノキの花穂(雄花)をトントンとすると面白いくらい花粉がドバッと飛びます。花粉症の人には辛いかも・・・。
ミヤマハンノキの花穂と花粉
 
ミヤマハンノキの枝(写真:2017年6月23日15時17分撮影)
ミヤマハンノキの枝
 
ミヤマハンノキの葉(写真:2017年6月23日15時20分撮影)、アコーデオンのようにビロビロと広がり5pくらいの葉っぱになる?
ミヤマハンノキの葉
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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