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白花系の高山植物
ムカゴトラノオ
タデ科イブキトラノオ属の多年草の高山植物です。
学名:Saxifraga fortunei Hook.f. var. alpina、和名:ムカゴトラノオ(零余子虎の尾)
ムカゴトラノオは、北半球の寒帯に広く分布、日本では北海道、本州中部地方以北で生育し、亜高山帯から高山帯の日当たりのよい草地や岩礫地に自生しています。花期は6月から9月で、茎先に穂状花序を1個つけ、花穂は細長く、花穂が長さ2cmから10cmになり、白色または淡紅色の花を密につけ、下部の花はとっくり形の「むかご」になります。むかごは、植物の栄養繁殖器官の一つで、葉腋や花序に形成され、離脱後に新たな植物体になります。
ムカゴトラノオ(写真:2016年8月13日11時03分撮影)、立山の浄土山から一の越への登山道にある2770m地点のケルンから大岩越えへの間にて
ムカゴトラノオの株(写真:2016年8月13日11時03分撮影)、立山の浄土山から一の越への登山道にある2770m地点のケルンから大岩越えへの間にて
ムカゴトラノオの葉(写真:2016年8月13日11時03分撮影)、立山の浄土山から一の越への登山道にある2770m地点のケルンから大岩越えへの間にて
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