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黄花系の高山植物
オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキは、ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草の高山植物です。
学名:Mimulus sessilifolius Maxim、和名:オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)
日本と南千島および樺太に分布し、日本では本州の中部以北の日本海側と北海道に自生し、高山で沢沿いや湿地などの水気のある場所に群生しています。和名「オオバ ミゾ ホオズキ」の由来は、大きな葉を持ち、水辺(溝)に生え、実がホオズキに似ていることに由来しているとされています。
茎は直立し高さは10cmから30cmとなります。葉は、茎に対生し、形はやや細長い先の尖った楕円形、葉の長さは3cmから6cm、幅は1cmから3cm、縁は尖った鋸歯になっています。オオバミゾホオズキの花期は7月から8月で、筒型(長さ2.5cm〜3cm)の黄色い花を咲かせます。
オオバミゾホオズキ(写真:2016年7月11日13時33分撮影)、剱岳・早月尾根の三等三角点「気和平」から避難小屋跡の間にて
オオバミゾホオズキの葉(写真:2016年7月11日13時33分撮影)、茎から直接葉がでており、葉柄はありません。
オオバミゾホオズキの蕾(写真:2016年7月11日13時33分撮影)
オオバミゾホオズキの花(写真:2016年7月11日13時35分撮影)
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