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セリ科の高山植物
オオハナウド
オオハナウドは、セリ科ハナウド属の多年草の高山植物です。
学名:Heracleum lanatum、和名:オオハナウド(大花独活)
日本では、北海道と本州近畿地方以北に分布し、高山から山間地の湿った場所に自生し、北海道では海岸でも見られます。茎の高さは1.5メートルから2メートルくらいまで成長します。茎は太く中空で、節に密毛を出し、直立して上部で分枝します。分枝した先端に大型の複散形花序をつけ、花は白色の5弁花で、花序の中央部と周辺部の花弁の形が異なり、周辺部の外側の1花弁が大きく、2深裂し、左右相称花となります。
オオハナウドの株(写真:2012年8月8日、室堂平にて撮影)
オオハナウドの花(写真:2012年8月8日、室堂平にて撮影)
下から見たオオハナウドの花(写真:2012年8月8日、室堂平にて撮影)
オオハナウドの茎の密毛(写真:2012年8月8日、室堂平にて撮影)
オオハナウドの葉(写真:2012年8月8日、室堂平にて撮影)、3出葉5小葉で縁に鋸歯
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