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白花系の高山植物
ウメバチソウ
ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草の高山植物です。
学名:Parnassia palustris、和名:ウメバチソウ(梅鉢草)
ウメバチソウは、北半球に広く自生しており、日本では北海道から九州に分布し、山地帯から亜高山帯の日の当たりの良い湿った場所に生えています。草丈は10cmから40cmで、根出葉は柄があってハート形となっています。花茎には茎を抱く形をしたハート型の葉(柄は無し)が1枚と花を1個つけます。花期は夏が終わる頃の8月から10月(立山では8月下旬から9月頃)で、2cmほどの白色の花を咲かせます。
ウメバチソウ(写真:2016年8月12日12時33分撮影)、立山室堂から五色ヶ原への登山道にある鬼岳と獅子岳の鞍部から獅子岳第2ピークの間にて
ウメバチソウの花(写真:2016年8月12日12時37分撮影)、立山室堂から五色ヶ原への登山道にある鬼岳と獅子岳の鞍部から獅子岳第2ピークの間にて、ウメバチソウは5弁の花で、5個の雄しべがあり、雄しべは細い糸状に分裂し、それを「仮雄しべ」と呼び、仮雄しべは12裂しています。
ウメバチソウの根出葉(写真:2016年8月12日12時37分撮影)、立山室堂から五色ヶ原への登山道にある鬼岳と獅子岳の鞍部から獅子岳第2ピークの間にて
ウメバチソウの葉(写真:2016年8月12日12時37分撮影)、立山室堂から五色ヶ原への登山道にある鬼岳と獅子岳の鞍部から獅子岳第2ピークの間にて
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