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ウラジロナナカマド


ウラジロナナカマドは、バラ科ナナカマド属の落葉低木(高山植物)です。
和名:ウラジロナナカマド(裏白七竃)、学名:Sorbus matsumurana (Makino) Koehne
日本固有種、中部地方以北から北海道に分布します。花期は6〜8月、枝先に白色の花を多数咲かせます。樹高は、1メートルから3メートルの高さになります。葉は互生し、長さ10cmから20cmの奇数羽状複葉で、葉軸はふつう無毛となっています。小葉は9枚から13枚つき、長楕円形で、長さ2cmから6cm、幅1cmから2cm、縁は上部に鋸歯がありますが下部は全縁になっています。葉の両面は無毛で光沢がなく、裏面はやや白色になっているため、「ウラジロナナカマド」の名が付けられています。花は特別綺麗ではありませんが、紅葉の美しい木です。また、赤い実は雷鳥の餌となります。
 
ウラジロナナカマド(写真:2014年7月26日撮影)
ウラジロナナカマド
 
混生するウラジロナナカマドとハイマツ(写真:2014年7月26日撮影)
混生するウラジロナナカマドとハイマツ
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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