いこまいけ高岡 立山の高山植物
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ワレモコウ


ワレモコウは、バラ科・ワレモコウ属の多年草です。
学名:Sanguisorba officinalis L.、和名:ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)
日本、朝鮮半島、中国大陸、シベリアなどに分布しています。地下茎は太くて短く、根出葉は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯があります。秋に茎を伸ばし、その先に穂状の可憐な花を付け、花穂は短く楕円形で、暗紅色に色づきます。根は「地楡(ちゆ)」という生薬でタンニンやサポニン多くを含み、天日乾燥すれば収斂薬になり止血や火傷、湿疹の治療に用いられます。
 
ワレモコウの花(写真:2012年8月9日 弥陀ヶ原にて撮影)
ワレモコウ
 

 
ワレモコウの株(写真:2012年8月9日 弥陀ヶ原にて撮影)
ワレモコウの株
 
ワレモコウの未成熟の花穂(写真:2012年8月9日 弥陀ヶ原にて撮影)
ワレモコウの未成熟の花穂
 
晩秋、ワレモコウの花穂(写真:2013年9月28日 室堂平にて撮影)
ワレモコウの花
 
ワレモコウの葉(写真:2012年8月9日 弥陀ヶ原にて撮影)
ワレモコウの葉
 
ワレモコウの草紅葉(写真:2013年9月28日 室堂平にて撮影)、ちょっと時期が遅かったです。
ワレモコウの草紅葉
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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