いこまいけ高岡 > 富山県の曳山 > 曳山の意匠 > 日本の人物

久米仙人


 久米仙人(くめ の せんにん)は、久米寺の開祖と云われる伝説上の人物です。天平年間に大和国吉野郡竜門寺の堀に住み、飛行の術を行っていたが、久米川の辺で洗濯する若い女性の白い足に見とれて、神通力を失い、墜落し、その女性を妻としました。都が高市郡に遷都されたとき、久米仙人もまた俗人として夫役につき材木を運搬していたが、行事官に仙人であることを知られ、神通力の無いことを馬鹿にされました。それに発憤し、七日七夜の修行を行い、ついに神通力が戻り巨材を運ぶことが出来ました。それが時の天皇に伝わり、免田30町を賜り、久米仙人はそこに寺を建立し、久米寺の創設となりました。
 
秋の高山祭 仙人台 飾り人形
久米仙人
 

 
日本の人物
浦島太郎役の行者久米仙人大伴家持小野小町深草少将在原業平菅原道真金太郎和泉式部弁慶佐野源左衛門楠木正成越後獅子
ページ先頭(曳山意匠:久米仙人)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.