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久米仙人
久米仙人(くめ の せんにん)は、久米寺の開祖と云われる伝説上の人物です。天平年間に大和国吉野郡竜門寺の堀に住み、飛行の術を行っていたが、久米川の辺で洗濯する若い女性の白い足に見とれて、神通力を失い、墜落し、その女性を妻としました。都が高市郡に遷都されたとき、久米仙人もまた俗人として夫役につき材木を運搬していたが、行事官に仙人であることを知られ、神通力の無いことを馬鹿にされました。それに発憤し、七日七夜の修行を行い、ついに神通力が戻り巨材を運ぶことが出来ました。それが時の天皇に伝わり、免田30町を賜り、久米仙人はそこに寺を建立し、久米寺の創設となりました。
秋の高山祭 仙人台 飾り人形
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