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68式3連装短魚雷発射管 HOS-301


 ヘリコプター搭載護衛艦 しらねに搭載されている3連装短魚雷発射管は「HOS-301」というバージョンで、Mk44、Mk46、73式短魚雷を発射できる3連装短魚雷発射管です。左右の両舷に各1基が装備されています。
 
ヘリコプター搭載護衛艦 しらね 3連装短魚雷発射管(写真:2014年8月2日撮影)
ヘリコプター搭載護衛艦 しらね 68式3連装短魚雷発射管 HOS-301
 
艦外から見た 3連装短魚雷発射管 HOS-301(写真:2014年8月2日撮影)
艦外から見た 3連装短魚雷発射管 HOS-301
 
3連装短魚雷発射管 発射警報ゴング(写真:2014年8月2日撮影)
3連装短魚雷発射管 発射警報ゴング
 
短魚雷安全守則、水上発射管安全守則(写真:2014年8月2日撮影)
短魚雷安全守則、水上発射管安全守則
短魚雷(MK46)安全守則
  1. 雷体に傷を付けるな(小さな傷も性能を悪化させる。)。
  2. 先端保護カバー及びプロペラガードは、指示なく外すな。
  3. アースは、常時とれ。
  4. 燃料漏れを発見したならば、
    1. 直ちに主管者(又は当直士官)に報告せよ。
    2. 燃料は有害であるので
      1. 直接燃料に触れるな。
      2. 気化ガスを吸うな。
  5. 起爆装置は、表示窓に「A」が表示されている場合、次のことに注意せよ。
    1. 衝撃を与えるな。
    2. 魚雷から取り外すな。
    3. 直ちに主管者(又は当直士官)に報告するとともに、自滅スイッチを「リカバリー」の位置とせよ。
  6. 揚収時に、排気ガスを吸うな。
  7. 揚収後、艦上手入れを実施する際は、指定された防護服等を着用せよ。
水上発射管安全守則
  1. 次の事項は、館長の許可を受けよ。
    1. 発射管への装気
    2. 発射押しボタンカバーの解錠
    3. アーミングワイヤーとランヤードの接続
  2. 装てん中は、
    1. 火気厳禁
    2. 発射管の温度が54℃超えたならば冷却せよ。
    3. 標識札を掲示せよ。
  3. 発射時には、発射管の後方に近づくな。
  4. 空打ち試験は、
    1. 当直士官に届けよ。
    2. 規定圧力で行え。
    3. 前方に人や障害物の無いことを確かめよ。
  5. 装気中は、標識札を掲示せよ。
  6. 発射管への装気及び空打ち試験は、管口防水蓋を取り外したことを確認の後、行え。
短魚雷(MK44、73式、73式(B))安全守則
  1. 縦横舵及び推進器に触れるな。
  2. 庫内格納中は、起爆装置を外せ。
  3. 訓練用魚雷の揚収時は、
    1. 海水導入スクープをふさぐな。
    2. 高温ガス噴出に注意せよ。
 
詳細な説明と写真は「68式324mm 3連装短魚雷発射管」をご覧ください。
 
海上自衛隊の護衛艦に搭載される68式3連装短魚雷発射管
 

 
護衛艦 しらね
艦首艦橋艦橋上 03甲板マスト第1煙突第2煙突格納庫上ミサイル甲板格納庫飛行甲板艦尾SH-60K 哨戒ヘリ5インチ単装速射砲射撃指揮装置1型A高性能20mm機関砲アスロック連装発射機3連装短魚雷発射管短SAM発射機射撃指揮装置2型12OPS-12対空レーダーOPS-28水上レーダーOPS-22航海レーダーORN-6Cタカン空中線OE-82C 衛星アンテナ電波探知妨害装置NORA-1衛星アンテナNORQ-1衛星アンテナ可変深度ソナー発着艦指揮所水平灯着艦誘導表示装置着艦誘導灯
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