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天龍寺
天龍寺(てんりゅうじ)は、臨済宗天龍寺派の大本山で、正式名称は「霊亀山 天龍資聖禅寺」です。天龍寺は、室町時代初期の1339年(暦応2年)に吉野・金輪王寺で亡くなった第96代天皇・後醍醐天皇(正応元年11月2日(1288年11月26日)生 - 延元4年/暦応2年8月16日(1339年9月19日)没、在位:文保2年2月26日(1318年3月29日) - 延元4年/暦応2年8月15日(1339年9月18日 ))の菩提を弔うために、室町幕府初代将軍・足利尊氏が夢窓国師(夢窓疎石、建治元年(1275年)生 - 観応2年/正平6年9月30日(1351年10月20日)没、鎌倉時代末から室町時代初期にかけての臨済宗の禅僧)を開山として創建されました。
天龍寺のある場所は、平安時代初期に嵯峨天皇の后であった檀林皇后が開いた檀林寺があった所で、後に後嵯峨上皇の離宮「仙洞御所・亀山殿」が造営された地であり、後醍醐天皇はここで幼少時代を過ごしています。寺の建設資金調達のため、「天龍寺船」という貿易船が仕立てられ、中国・元との貿易で得られた利益を基に堂塔が建立されました。1343年にほぼ七堂伽藍が整い、後醍醐天皇七回忌にあたる康永4年(1345年)に落慶法要が行われました。最盛期の天龍寺は京都五山の第一として隆盛を極め、寺域は約950万平方メートルあり、現在の嵐電帷子ノ辻駅あたりにまで及ぶ広大なもので、子院は150か寺を数えていました。しかし、創建以来1356年(延文3年)の大火を初めとして合計8回の火災により焼失と再建を繰り返し、現在の伽藍の大部分は明治時代後半以降のものです。方丈西側にある夢窓疎石作の庭園「曹源池(そうげんち、国の特別名勝・史跡)」が創建当初の面影を残しているといわれています。この天龍寺は、1994年(平成6年)に「古都京都の文化財」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録されました。
天龍寺(写真:2011年11月9日撮影)
天龍寺の見所
天龍寺 地図(Map of Tenryu-ji Temple, Kyoto City, Japan)、天龍寺境内地図
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この場所に京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町にある天龍寺の地図が出ないときは、ご利用のブラウザのJavaScript設定を「許可」にすることで地図表示できる場合があります。
住所:〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
公式Webサイト:臨済宗天龍寺派大本山 天龍寺
天龍寺と周辺の観光名所および交通機関
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