いこまいけ高岡 >
立山 >
高山植物 >
白花系の高山植物
エゾシオガマ
エゾシオガマはゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草の高山植物です。
学名:Pedicularis yezoensis Maxim.、和名:エゾシオガマ(蝦夷塩釜)
本州の中部地方以北および北海道に分布し、高山の草地に自生しています。花期は8月から9月で、黄白色の唇形の横向きにねじれた花が、葉腋の下段から上段へと咲いていきます。茎は根際で分枝し、直立して草丈は20センチメートルから50センチメートルになります。葉は1センチメートルから2センチメートルの柄で茎に互生し、形は三角状披針形です。葉の先端は尖り、基部は切形、縁は重鋸歯です。葉身の長さは2センチメートルから6センチメートル、幅は5ミリメートルから2センチメートルです。
エゾシオガマおよびチングルマとクルマユリ(写真:2011年8月16日、
一の越から
東一の越の登山道にて撮影)
エゾシオガマの花(写真:2012年8月9日、室堂から弥陀ヶ原への登山道にて撮影)
エゾシオガマの葉(写真:2012年8月9日、室堂から弥陀ヶ原への登山道にて撮影)
ページ先頭(立山の高山植物:エゾシオガマ)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.