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ユリ科の高山植物
ニッコウキスゲ
ニッコウキスゲは、ユリ科ワスレグサ属の高山植物(多年草)です。
学名:Hemerocallis dumortieri C.Morren var. esculenta (Koidz.) Kitam. ex M.Matsuoka et M.Hotta、和名:ニッコウキスゲ(ゼンテイカ、禅庭花)
花期は6月上旬から8月上旬。草原・湿原を代表する花で、群生すると山吹色の絨毯のような美しい景観を見せます。高さは50cmから80cmになります。花茎の先端に数個つぼみをつけます。花はラッパ状で、大きさは10cmぐらい、花びらは6枚です。朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花です。本州などでは高原に見られる花ですが、東北地方や北海道では海岸近くでも見られます。立山は古来より信仰の山(禅定の山)であり、ニッコウキスゲを禅定花(ゼンテイカ)と呼んでいます。
ニッコウキスゲ(写真:2012年8月9日、弥陀ヶ原にて撮影)
コバイケイソウの中に咲くニッコウキスゲ(写真:2011年7月15日撮影)、
奥大日岳にて
ニッコウキスゲの蕾(写真:2016年7月11日13時47分撮影)、剱岳・早月尾根の避難小屋跡から2000m地点の間にて
ニッコウキスゲの花(写真:2012年8月9日、弥陀ヶ原にて撮影)
花の終わったニッコウキスゲ(写真:2012年8月9日、弥陀ヶ原にて撮影)
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