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オオバキスミレ


オオバキスミレは、スミレ科スミレ属の高山植物です。
オオバキスミレの花
学名:Viola brevistipulata (Franch. & Sav.) W.Becker、和名:オオバキスミレ(大葉黄菫)
分布域は北海道南西部から本州近畿地方以北の日本海側の山地帯から亜高山帯で、林縁や草地に自生しています。草丈は5〜30cm程度。花期は4月中旬から7月頃まで、直径1.5 cm程黄色の花弁で、紫色の線が入っています。心形の根生葉が1〜2枚と広卵状形の茎葉が3〜4枚があり、長さは2〜8cmくらいの葉があります。葉の縁は、ギザギザの形状となっています。和名の由来は、他のスミレと比べて葉が大きく黄色の花に由来しています。標高の高い場所に咲く「ミヤマキスミレ」はオオバキスミレの高地型の変種です。
 
オオバキスミレの群生(写真:2011年7月14日 奥大日岳近くのカガミ谷乗越にて撮影)
オオバキスミレ
 
オオバキスミレの葉
オオバキスミレの葉
 

 
立山 高山植物図鑑
花の色別: 白花系黄花系青花系赤花系黒や橙色や黄緑色
花の種類別: キク科キンポウゲ科セリ科ツツジ科バラ科ユリ科リンドウ科
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