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赤花系の高山植物
テガタチドリ
テガタチドリは、ラン科テガタチドリ属の高山植物(多年草)です。
学名は「Gymnadenia conopsea」、和名は「テガタチドリ(手形千鳥)」、別名として「チドリソウ」とも呼ばれています。
ヨーロッパから極東までのユーラシア大陸北部の広い地域に分布し、日本では北海道と本州中部以北の亜高山帯から高山帯の草原に自生しています。茎の高さは30cmから60cmあります。花は7月から8月に咲き、1cm程度の小さな花が穂状に密集して咲き、花の色は淡い紅紫色です。和名は、太い根が手のひら状になっており、花が千鳥の飛ぶ姿に似ていることから名付けられています。テガタチドリに似た高山植物として、「
ハクサンチドリ」があります。見分け方としては、ハクサンチドリは花の先端が尖っており、全般的にテガタチドリよりハクサンチドリの方が花の色が濃くなっています。
テガタチドリ(写真:2013年8月7日 みどりが池の南東側にて撮影)
テガタチドリの花(写真:2013年8月7日 みどりが池の南東側にて撮影)
テガタチドリの葉(写真:2013年8月7日 みどりが池の南東側にて撮影)
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