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日本神話
イザナギ
イザナギ(伊邪那岐)は、日本神話に登場する男神です。天地開闢において神世七代の最後にイザナミ(伊邪那美)とともに生まれた国土の創造神です。
神話では、イザナミが火の神であるカグツチ(軻遇突智)を産んだために陰部に火傷を負って亡くなると、そのカグツチを殺し、出雲と伯伎の国境の比婆山に埋葬しました。しかし、イザナミに逢いたい気持ちを捨てきれず、黄泉国まで逢いに行くが、そこで決して覗いてはいけないというイザナミとの約束を破って見てしまったのは、腐敗してウジにたかられ、雷(いかづち)に囲まれたイザナミの姿でした。その姿を恐れてイザナギは逃げ出してしまいます。追いかけるイザナミ、雷(いかづち)、黄泉醜女(よもつしこめ)らをやっとの思いで振り切り、黄泉国と地上との境である黄泉比良坂(よもつひらさか)の地上側出口を大岩で塞ぎ、イザナミと離縁しました。その後、イザナギが黄泉国のケガレを落とすために日向国で禊を行うと様々な神が生まれ、最後にアマテラス(天照大神)・ツクヨミ(月讀)・スサノオ(素盞嗚尊)の三貴子が生まれました。
新湊曳山 長徳寺 鏡板、中央の金色の服を着て剣を持つ人物がイザナギ
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