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国の史跡 大境洞窟住居跡


 大境洞窟住居跡(おおざかい どうくつ じゅうきょあと、国指定史跡)は、日本で最初に発掘調査された洞窟遺跡です。大正7年(1918年)6月に白山社改築のため洞窟内の土砂を取り除いた時に人骨・土器・石器が発見されたことで当時の学会で注目され一躍有名になり、東京大学人類学研究室の柴田常恵によって発掘作業(同時に朝日貝塚も調査発掘)が行われました。この大境洞窟住居跡では、縄文時代中期から鎌倉・室町時代までの遺構が6層の地層に渡り発見されています。地層の調査により縄文時代と弥生時代の新旧が確定しました。洞窟は、海抜4メートルの場所にあり、縄文時代海進期(約7000年前)に波浪の浸食により形成されたと考えられています。洞窟の入口は南西方向にあり、高さ8メートル、幅10メートル、奥行き34メートルで奥に行くにしたがい次第に狭くなり、一番奥には湧き水があったようです。特に重要な遺物としては、縄文時代の大型石棒・弥生時代の人骨や顔面装飾などがあります。
 洞窟は、氷見市大境地区(氷見式定置網発祥の地)にある白山神社境内左手にあります。洞窟内には、小さな社が建立されています。2006年には、天井部の崩落防止のため金網が張られています、多少興ざめします・・・。
 
大境洞窟住居跡
大境洞窟住居跡
 
洞窟の奥
洞窟の奥
 
秋の白山神社。中央に見える社の左手に岩肌があり、そこに洞窟の入口があります。洞窟内部にも入れます。
秋の白山神社
 
大境洞窟住居跡地図
 
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住所:富山県氷見市大境駒首 外
 
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