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赤花系の高山植物
コイワカガミ
コイワカガミは、イワウメ科イワカガミ属の多年草の高山植物です。学名:Schizocodon soldanelloides Siebold et Zucc. f. alpinus Maxim、和名:コイワカガミ(小岩鏡)
このコイワカガミは、九州から北海道の高山帯から亜高山帯に分布し、草地や岩場に群生しています。花期は春から夏。葉は丸く、光沢があります。花は淡紅色で、花弁は5つに分かれ、その先端はさらに細かく裂けています。和名の岩鏡は、岩場に生えることと、光沢のある葉を鏡に見立ていることに由来しています。近接種にイワカガミ、オオイワカガミ、ヤマイワカガミがあります。
コイワカガミの群生(写真:2008年7月30日撮影)
チングルマの群生の中に咲くコイワカガミ(写真:2010年8月6日撮影)
コイワカガミの花
コイワカガミの雌しべと雄しべ(写真:2012年7月24日
雷鳥沢キャンプ場にて撮影)
他の高山植物に先駆けて花が咲き始めたコイワカガミ(写真:2015年6月13日9時08分 雪解けが始まった立山・室堂平にて撮影)
ツガザクラの枝の間に顔を出すコイワカガミの花(写真:2014年7月28日 剱岳・別山尾根ルートの登山道にて撮影)
花の終わったコイワカガミ(写真:2011年7月14日撮影)
コイワカガミの葉(写真:2012年7月24日撮影)
コイワカガミの葉(写真:2015年6月13日9時08分 雪解けが始まった立山・室堂平にて撮影)
2017年7月9日、コイワカガミ(写真:2017年7月9日13時45分撮影)
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