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赤花系の高山植物
ウラジロタデ
ウラジロタデは、タデ科オンタデ属の多年草です。
学名:Aconogonon weyrichii、和名:ウラジロタデ(裏白蓼)
亜高山帯から高山帯の砂礫地などに自生し、0.3〜1メートルのの高さまで成長します。雌雄異株の多年草です。茎上部に円錐花序の花を咲かせ、赤味がかった黄白色の小さい花を沢山付けます。
ウラジロタデ(写真:2010年8月7日、
室堂にて撮影)
ウラジロタデの葉
ウラジロタデ(写真:2010年8月5日、
雷鳥沢キャンプ場にて撮影)
雷鳥に食べられたウラジロタデの葉(写真:2017年7月9日11時43分撮影)、雪解け直後に芽吹くウラジロタデ、ちょうど番(つがい)になって雌は卵を産む時期で雄は縄張りを守るために飛び回り、雷鳥にとっては食用旺盛な時期で、柔らかいウラジロタデの小さな若葉をバクバク食べます。若葉の時は葉っぱがクルクル巻いて上を向いており、雷鳥が一口でパクッと啄みます。そしてウラジロタデが成長し、葉っぱが開くとこの写真の様に葉の先端1/3ほどが欠けたウラジロタデとなります。7月上旬くらいに散策道脇を観察すと、このような葉のウラジロタデがたくさん見られます。
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