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布袋台


 布袋台(ほていたい、下一之町)の見所は、布袋と唐子人形の「はなれからくり(綾渡りと呼ばれる極めて精緻巧妙なからくり)」です。36条の手綱で操りられる布袋と男女二人のからくり人形です。六段崩しの曲に合わせて男女二人の唐子が「綾(アヤ)」と呼ばれる5本のブランコ形のものを蔦って機関樋の先端に立つ布袋に飛び移ると、布袋が軍配を一振りして「和光同塵(わこうどうじん)」と書かれたのぼり旗が出てきます。布袋台は、高山祭で最も古い屋台の一つで古趣豊かです。
 屋台の創建年代は不明ですが、1781年から1789年(天明年間)には布袋のからくりが行われていたと伝えられています。1811年(文化8年)に大修理(工匠:古田与兵衛、彫刻:中川吉兵衛)を行い現在の布袋台の姿になりました。大正元年、昭和35年、昭和42年に小修理を行っていますが、屋台の形は1811年の大修理から変わっておらず昔の趣を良く残しています。
 
布袋台 写真
布袋台の屋台 全景
屋台 布袋台
 
布袋台 屋台の構成要素毎の写真
からくり人形
からくり人形
:布袋と唐子
彫刻
彫刻

鳥居形の出入り口(屋台背面)
鳥居形の出入り口

切破風屋根
屋根
:切破風屋根
棟飾り
棟飾り
:千木
妻飾り
妻飾り
:雲と龍に鏡
破風金具
破風金具
:鶴に瑞雲
軒裏
軒裏

上段
上段

上段欄間
上段欄間

上段の天幕
上段の天幕
:龍
中段
中段

中段高欄
中段高欄

中段上部
中段上部

下段
下段

下段の絵
下段の絵
:牡丹
下段の彫刻
下段の彫刻
:龍
車輪
車輪
:四輪内板車
金具
金具

房飾り
房飾り

 

 
秋の高山祭 屋台
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