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屋台
神楽台
神楽台(かぐらたい、八幡町・桜町)は、一対の金色の鳳凰を載せた大太鼓が特徴です。鳳凰の間には、天照・八幡・春日の三神を象徴する三本の金幣が立っています。上段には、大太鼓や笛を演奏する侍烏帽子・素襖姿の5人の楽人(がくにん)が乗り、獅子舞を引き連れて屋台行列を先導します。なお、秋の高山祭に参加する11基の屋台で屋根が無いのはこの神楽台だけです。
屋台の創建は、1708年(宝永5年)に金森左京重勝から寄進されていた大太鼓を高欄付きの荷車に載せ獅子舞を伴って巡行したのが始まりです。その後、1718年(享保3年)に氏子の有力者であった風井屋長右衛門が神楽屋台を寄付しました。1815年(文化12年)に大改造(工匠:田中大秀)を行い、1904年(明治37年)の大改修(工匠:村山民次郎、彫刻:菊=村山民次郎・獅子=浅井一之、塗師:長倉助五郎、幕:下絵=村山民次郎・京都西陣刺繍)で現在の神楽台の形になりました。
神楽台 写真
神楽台 屋台の構成要素毎の写真
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