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青花系の高山植物 /
リンドウ科の高山植物
オヤマリンドウ
オヤマリンドウはリンドウ科リンドウ属の多年草の高山植物です。学名:Gentiana makinoi Kusn. (1893)、和名:オヤマリンドウ(御山竜胆)
中部地方以北の亜高山帯や湿原や草地に自生しています。日本の特産種です。花は茎の先端部に複数の濃紫色の花を付け、上向きに細長くすぼまった形で咲き、長さ2センチメートルから3センチメートルで、花弁はわずかに開くだけです。花期は8月から9月です。葉の形は広被針形で、10対から20対が互生します。根茎は太く、株から複数の茎が直立し、高さ60センチメートル程度にまで成長します。ほとんどは濃紫色の花を咲かせますが、稀に白花のオヤマリンドウがあります。
オヤマリンドウ(写真:2011年8月16日
立山黒部アルペンルート黒部平駅の高山植物観察園にて撮影)
オヤマリンドウの株(写真:2011年8月16日、
一の越から
東一の越の登山道にて撮影)
先端がわずかに開くオヤマリンドウの花
オヤマリンドウの蕾
晩秋のオヤマリンドウ(写真:2012年10月13日撮影)
葉は枯れて(紅葉?)茶色になってるけど、花は紫色のままです。枯れても探し易いです。
薬師岳への登山道で見たオヤマリンドウ(写真:2014年9月2日
太郎平から
薬師峠キャンプ場への登山道にて撮影)
薬師岳への登山道・太郎坂で見たオヤマリンドウ(写真:2014年9月2日
五光岩ベンチから太郎平小屋への登山道にて撮影)、枯れかかって葉と茎が黒っぽく(黒紫)になっているのか、元々こんな色なのか・・・不明。
鬼岳で見たオヤマリンドウ(写真:2016年8月12日12時08分撮影)、立山室堂から五色ヶ原への登山道にある鬼岳東面2から鬼岳と獅子岳の鞍部の間にて
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