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屋台
大国台
大国台(だいこくたい、上川原町)の屋台の特徴は、町を巡る際に屋根が上下左右に揺れる仕組みになっており動きの美しさを楽しめることにあります。また、上段の天幕下の俵に大黒天像を安置し屋台の祭神としているほか、鮮やかな朱塗りの格子戸および打出の小槌の羅網を備えています。
大国台の創建年代は不明です。創建時は日枝神社の別当寺院である松樹院に因み「松樹台」と称していました。1799年(寛政11年)に鳳凰台組から大黒天像を譲り受け「大国天」と改称しました。1847年(弘化4年)に630両を費やし大修理(設計:石田春皐(いしだ しゅんこう、京都・東本願寺の大門を建てた大工)、工匠:黒木屋新左エ門、彫刻:石田春皐(中段の飛龍)・土村英斎(妻龍・中段波・下段獅子)、塗師:八賀屋利助、金具:錺屋嘉助)を行い、その後「大国台」と呼ぶようになりました。1883年(明治16年)改造を行い、1924年(大正13年)に補修しています。
大国台 写真
大国台の屋台 全景
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大国台 提灯屋台
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大国台 屋台の構成要素毎の写真
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