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仙人
菊慈童 仙人
菊慈童(きくじどう)または枕慈童(まくらじどう)は、中国の仙人です。菊が咲き乱れる場所に慈童という童顔の仙人がおり、700年生きていると云われています。菊慈童仙人の持つ枕には「法華経」の文句が書いてあり、その句を菊の葉に写して川の流れに浮かべると、葉にのった雫が不老不死の薬となり、慈童はそれを飲んでいました。この説話から、菊水が長寿の象徴とされ、縁起の良いものとされています。日本酒などで「菊」の名前が多く使われるのはこのためです。日本では、菊慈童が能の題材に取り入れられています。
伏木曳山 石坂町 後屏
新湊曳山 四十物町 王様
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