いこまいけ高岡
金屋町
開町(約400年前、1611年)まもない城下町高岡を繁栄させるため、加賀藩は鋳物作りを奨励したことから、高岡鋳物発祥の地である
金屋町(かなやまち)は大いに栄えました。金屋町で400年も続いた鋳物技術は現代にも受け継がれ、銅器の全国シェア90%を誇り、鉄器、アルミ製品でも全国に知られています。アルミ製品は、現代建築に欠かせない素材として高岡の主要産業(三協アルミ、立山アルミなど)となっています。
金屋町は、高岡でも最も古い町であり、今も格子造りの家々が軒を並べ、約500mにわたって続く石畳の道と格子造りの古い家並みが見事に調和し、一帯は明治・大正時代を彷彿させます。風情ある街並みは、映画やテレビの舞台にも登場します。
金屋町の祭りとしては、毎年6月1日と20日に行われる「御印祭(ごいんさい)」が有名です。鋳物師の心意気を歌と踊りで表現したといわれる「弥栄節(やがえふ)街流し」が見所の祭りです。
金屋町の見所
金屋町の地図、
詳細地図
住所:
富山県高岡市金屋町および
金屋本町
行き方:JR高岡駅から徒歩20分、能越自動車道 高岡インターから車で10分、車で訪れるときは、近くにある金屋緑地公園に駐車場があります。
参考となるWebサイト:金屋町コミュニティサイト「
ねっとこ金屋」
金屋町 写真
旧南部鋳造所のキュポラ及び煙突は、高岡鋳物発祥の地である金屋町の一角(パチンコ店:ノースランドの駐車場)にある地金を溶解するための建造物です。国の登録有形文化財に指定されています。明治末期から複数のキュポラが建造されましたが現在残っているのは、旧南部鋳造所のものだけとなっています。
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