いこまいけ高岡
いこまいけ高岡

伏木の街並み


 万葉の昔から要港として栄え越中の国府が置かれた伏木(ふしき)。江戸時代には、北前船で賑わい、その後は国際貿易港として発展しましました。近年は、国内外の貨物船に加え帆船が停泊するなど港は一段と賑わっています。ルーシー号という客船がロシア・ウラジオストック〜伏木港に就航(運航会社:FKKエアーサービス)しています。万葉埠頭緑地からは、潮の香りと360度の展望を楽しむことが出来ます。埠頭の先端に再現された日本海側最初の西洋式灯台、灯明台が港の風景に映えています。この地方では、子供が冗談で「大学は、東大に行く」と言うと、親は「そうだね〜、伏木の灯台ならいけるね」と言ったものです。
 伏木みなと町では、北前船で賑わった往時の繁栄ぶりを偲ばせる町家や洋風建築が残っています。高岡商工会議所伏木支所の建物は、100年以上前に建てられた洋風の土蔵造りの銀行(明治41年建築、旧 伏木銀行)という珍しいものであり国の登録有形文化財(第16-0001号)になっています。
 
関連Webサイト: 伏木富山港湾事務所伏木北前船資料館けんかやま(伏木神社 春季祭礼)
 
伏木 地図
伏木地図
場所:富山県高岡市伏木
 
伏木の観光名所
勝興寺
勝興寺  勝興寺は、約420年前に蓮如上人により開基された浄土真宗本願寺派の大きな寺院です。本堂は、国の重要文化財に指定されています。
高岡商工会議所 伏木支所
旧 伏木銀行  高岡商工会議所 伏木支所は、港町伏木を代表する洋風建築です。明治41年に伏木銀行として建てられたものです。
棚田家(回船問屋)
棚田家  棚田家は、今から120年近く前に建てられた伏木を代表する回船問屋です。建物は、明治の代表的な数寄屋造り建築です。国の登録有形文化財に指定されています。代々伝わる調度品や美術品は見ごたえがあります。
伏木北前船資料館(旧 秋元家住宅)
伏木北前船資料館  伏木北前船資料館は、江戸時代より回船問屋を営んでいた旧 秋元家住宅であり、伏木港が一望できる高台にあります。建物の部屋数は16室、土蔵は江戸時代後期に造られた物です。館内には、北前船の航海用具や船主の生活用具、歴史資料が展示されています。港の出入りを見張った望楼に登る事ができます。
高岡市伏木気象資料館(旧 伏木測候所)
伏木北前船資料館  高岡市伏木気象資料館は、明治16年に藤井能三(ふじいのうぞう、1846年生〜1913年没)氏らによって、日本初の私立測候所として伏木燈明台の一室に設置されました。その後二度の移転を経て、富山県測候所、中央気象台伏木観測所と名前が変わり、平成10年には無人化されたものの、現在に到るまで気象観測を続けています。
 現在の庁舎は、明治42年に建築された洋風木造建築であり、明治期から残る測候所としては全国的にも希少で価値の高いものです。
JR氷見線 伏木駅
JR伏木駅  レトロな駅舎
如意の渡し
如意の渡し  如意の渡し:JR氷見線・伏木駅近くの港の岸辺に古くから「如意の渡し」と呼ばれる船の渡し場があります。如意の渡しは、かつて源義経・弁慶主従が奥州落ちの途中、乗船の際に怪しまれ弁慶が義経を扇で打ちのめす機転で無事対岸にわたることが出来たという伝説の残っている場所です。
伏木曳山祭(けんか山)
伏木曳山祭  伏木曳山祭(5月15日)。港町伏木を代表する祭りです。昼は華麗な花山の姿で町内を曳き回され、夜になると提灯山に姿を変え町内2箇所で「かっちゃ」と呼ばれる曳山のぶつかり合いが行われます。曳山には約360個の提灯が下げられ、ぶつかり合うさまは豪快そのものです。
伏木神社
伏木神社  伏木神社(5月15日)。港町伏木を代表する祭りです。昼は華麗な花山の姿で町内を曳き回され、夜になると提灯山に姿を変え町内2箇所で「かっちゃ」と呼ばれる曳山のぶつかり合いが行われます。曳山には約360個の提灯が下げられ、ぶつかり合うさまは豪快そのものです。
 

 
雨晴海岸瑞龍寺高岡大仏山町筋金屋町高岡古城公園勝興寺万葉線伏木二上山吉久の町並み高岡市南部高岡市北西部福岡町神社仏閣博物館・美術館史跡祭り文化財近代建築物地図
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