いこまいけ高岡
桜谷古墳
桜谷古墳(さくらだに こふん)は、国指定史跡です。大正7年に発見され大正13年まで発掘が行われました。調査の結果、前方後円墳が2基と円墳が7基が確認され多数の遺物が発見されました。出土品は、東京国立博物館と高岡市立博物館に収蔵されています。
前方後円墳2基(5世紀初頭以前の築造)は史跡公園として整備され現存しています。規模の大きさと出土品の多さから、北陸地方最大級の古墳です。1号墳は、完全な形で残っており、古墳としての見ごたえがあります。2号墳は後円部分しか残っていませんが、円部頂上に登ると1号墳を見渡すことができ、近くの雨晴海岸を望むことができます。歩いて行ける範囲に「国の重要文化財 武田家住宅」があります。
富山県内の有名な古墳としては、この桜谷古墳の他に、柳田布尾山古墳(氷見市、国指定史跡)、王塚・千坊山遺跡群(富山市・国指定史跡)の王塚古墳と勅使塚古墳、若宮古墳(小矢部市・県指定史跡)などがあります。
桜谷古墳 地図
場所:富山県高岡市太田
行き方:JR氷見線 雨晴駅から徒歩10分、能越自動車道 高岡北インターから車で20分
桜谷古墳 写真
桜谷古墳 1号墳 |
国道415号線から 左:後円、右:前方部分
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2号墳より見た1号墳 手前が前方、奥が後円部分
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桜谷古墳 2号墳 |
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周りは畑が広がり、 雨晴海岸に近い
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陸橋の下の古墳 |
県道(現 国道415号線)工事の際に発見された円墳です。保存するために陸橋が作られ、わずかな隙間から円墳の形を見ることができます。知らなければ、完全に見過ごすこと間違え無し・・・
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