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豪農の館 内山邸


 内山邸(うちやまてい)は、江戸時代末期の1868年(慶応4年)に建てられ、富山藩政時代における豪農屋敷を現代に伝える貴重な建物で、国登録有形文化財(第16-0025~0038号)となっています。
 内山家は「越中の千石地主」と呼ばれた豪農でした。室町時代の大永・享禄の頃(1521年~1531年)に現在地の宮尾の地で新田開墾して以降、この地で約450年間続いた家系です。江戸時代の富山藩の藩政期には歴代当主が十村役(とむらやく、大庄屋)を務め、地域の農業振興や文化向上など多方面に渡り働きました。明治時代に入ると、地主制度を背景として内山家最大の繁栄期を向かえ、多くの文化人や政治家が内山邸を訪れました。現存する内山邸は、1868年(慶応4年)に建てられたもので、切妻造り瓦葺き木造一階建て(一部二階)、広大な庭園のある藩政時代の伝統的な豪農屋敷です。当主の東京移住に際し、富山県へ1977年(昭和52年)8月に譲渡され、「富山県民会館 分館 内山邸」として一般公開されています。
 開館時間や入館料等の情報は、公式Webサイト「豪農の館 内山邸」をご覧下さい。
 
内山邸(写真:2011年10月19日撮影)、表門
内山邸
 
内山邸 地図
 
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住所:〒930-2211 富山県富山市宮尾903番地、駐車場:約40台分の駐車場あり
 
内山邸 見取り図
内山邸 見取り図
 
 地図を見ながらヤット到着。神通川西岸の田圃地帯にありました。土地が余ってたのか、富山県民会館 分館のためか、駐車場はとても広いです。めざす「内山邸」は駐車場から道を挟んで東側にありました。堀に囲まれ、幅広の石橋を渡ると、チョウ立派な「表門」が出迎えてくれます。十村役という大庄屋のお屋敷と聞いていたけど、「想像を絶するお屋敷」というのが第一印象。まぁ明治時代に地主として繁栄を極めたらしいので、門構えは明治期のものかもしれません・・・。
 表門を入ると左手に道が伸び、主屋にある観覧受付の入口まで行きます。ですが、ワシの家と違い入口までチョット歩きます。真っ直ぐ行けば簡単なのですが、右側を見ると表門から主屋へと続く塀に設けられた「屏中門(へいじゅうもん)」があり、道を逸れて左側へ進んだ敷地南西角には「柿本人麻呂神社跡」がありました。ウロチョロ歩いて、漸く観覧受付の入口です。賓客なら隣の式台から入るのでしょうが、私のようなシモジモの人は、おとなしく普通の入口から入り観覧料を払います。
 
表門から主屋の玄関
表門から主屋の玄関
屏中門
屏中門
柿本人麻呂神社跡
柿本人麻呂神社跡
 表門から9分を要してようやく観覧車入口に到着です。フラフラ写真撮りすぎなのです。ここで観覧料200円を支払い主屋内部へ入りました。内部は、広いです、順路が決められており、道順に従って進むことになります。基本的に富山の農家的な配置になっているたしいですが、規模が大きいためか近所の農家さんの構造とかなり異なります。玄関を入った近くに広間があるのは同じでした。で、玄関を入って最初は「大広間」で、掛軸・陶磁器・漆工芸品・古文書などが展示してありました。
 大広間を出て、南側へ伸びる廊下を進みます。式台を邸内から眺め、その先には客用湯殿がありました。
大広間
大広間
客用湯殿
客用湯殿
 廊下を進んで邸内を見ていくと、内山邸の上座にあたる場所らしく、「座敷」「奥座敷」と客用の畳敷きの和室が続きます。畳敷きの廊下をクネクネと曲がると屋敷の一番南側へと来ました。この場所には「控の間」「書院」「書院の茶室」がありました。お座敷きとか茶室もよかったですが、縁側を歩くと書院の角から突き出るような形で「月見台」という東屋のようなものが有ったりしました。さらに庭じゃなくて、ここは富山かと疑いたくなるような日本庭園「書院の苔庭」があり、ビックリ仰天。凄いぞ、内山邸。
座敷
座敷
奥座敷
奥座敷
控の間
控の間
書院
書院
書院の茶室
書院の茶室
月見台
月見台
書院の苔庭(写真:2011年10月19日撮影)
書院の苔庭
 
 庭を見ながら縁側を進むと、書院の茶室があり、殿様雪隠。客用のトイレですね、入口から覗くだけで、中には入れません。縁側には鉢前があり、手水鉢の下の地中に甕などを埋め込まれ水琴窟となっています。
 書院の茶室や庭園を見て、廊下を進むと(方向的には北へ)「外川の間」「台子の間」があります。そして廊下を右へ曲がると、左手に「仏間」がありました。
外川の間
外川の間
台子の間
台子の間
舟形手水鉢
舟形手水鉢
仏間
仏間
 
 で、ここまでグルッと廻ってきたのですが、疲れました・・・。座敷や茶室が続きオフィシャルな場所を見て、仏間を見てと歩いて来ました。この後は、裏方の場所です。一階だけを見ると、「化粧の間」「台所」「女中部屋」「流し」などがあります。
化粧の間
化粧の間
女中部屋
女中部屋
台所
台所
流し
流し
 ザックと台所を見て、次は二階に上がりました。しんどくなってきたのと、こじんまりした空間だったのもあり(部屋自体は床の間のある畳敷きの落着いた和室)、写真を上手に撮れなかったので、このページには未掲載としますぅ。二階への階段は、2つあり、見学順路として上りと下りに別けられていました。
 二階から降りて「はしにわ」を見学(まぁ通過)しました。
はしにわ
はしにわ
えんなか
えんなか
 
 内山邸の主屋の見学を終え、敷地内の探検です。豪農というだけに蔵とかも凄いし、庭も綺麗です。春になると梅園の梅(紅白の梅が約60本)を見るために多くの観光客やカメラマンが内山邸を訪れます。
 まずは「籾倉」「井戸」「作業場(にわ)」ここまでが主屋北側にあります。そして主屋の裏側(東側)に廻ると豪農と言われるだけあって立派な「土蔵」があります。土蔵の建物自体は1つですが実際には上の蔵・中の蔵・下の蔵・味噌蔵と4つの蔵に分かれています。土蔵と棟続きで南側には「茶室 夜雨廰」があります。次に内山邸の敷地の一番南にある茶室 三入庵を見物、内山邸には茶室が3つもありました・・・。茶室 三入庵で行き止まりです。戻ります。キョロキョロ見ながら歩くと土盛をしてコンクリートベンチが2つある「柳原文庫跡」がありました。建物系はほぼ見たはず、土蔵の裏側へ廻りました。こちらが有名な内山邸の「梅園」です。まぁ10月なのであれですがね。もう1つ最後に「大椿」、これで豪農の館 内山邸の見学終了です。春に再訪したいです。
籾倉
籾倉
井戸
井戸
作業場(にわ)
作業場(にわ)
土蔵
土蔵
茶室 夜雨廰
茶室 夜雨廰
茶室 三入庵
茶室 三入庵
柳原文庫跡
柳原文庫跡
梅園
梅園
大椿
大椿
 

 
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