いこまいけ高岡 >
富山県の曳山 >
曳山の意匠 >
中国二十四孝
中国二十四孝 陸績
陸績(りくせき)は、六歳の時に袁術(えんじゅつ、後漢末期の武将・政治家)と言う人の家に居ました。袁術は陸績のためにおやつとして蜜柑を与えました。陸績はそれを三つ取って帰ろうとすると、袖から蜜柑がこぼれてしまい、袁術は「君は幼いのに泥棒の様な事をするのかね」と問うたところ、陸績は「あまりに見事な蜜柑なので、家に持ち帰り母への恩に報いるため、母に食べさせようと思いました」と言いました。これを聞いた袁術は「幼いのに何という親孝行な子供であろうか、過去現在に於いて稀な心がけである」と褒め称えたと伝えられています。
石動曳山 下糸岡町 舞台下彫刻
ページ先頭(曳山意匠:中国二十四孝 陸績)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.