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中国二十四孝
中国二十四孝 剡子
剡子(ぜんし)には、年老いた両親がおり眼を患っていました。両親は、鹿の乳が眼の薬になると聞き剡子に欲しいと言いました。剡子は鹿の皮を身にまとい、鹿の群れに紛れて入りましたが、そこへ猟師が本物の鹿と間違えて剡子を射ようとしましたが、剡子は「私は本物の鹿ではありません。剡子と言う者で、親の願いを叶えたいと思いこうして鹿の格好をしているのです。」と話し、人間であることに気付いた猟師は驚きながらも非常に感心し、剡子は難を免れました。孝行の志が篤いので射られずに鹿の乳を手に入れ無事帰ることが出来、親孝行をする事が出来ました。
八尾曳山 今町 高欄
石動曳山 中新田町 蟇股彫刻
氷見祇園祭 南上町 高欄彫刻:普通の「剡子」では狩人の武器は弓矢ですがこの彫刻は鉄砲です。
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