いこまいけ高岡 > 富山県の曳山 > 曳山の意匠 > 中国二十四孝

中国二十四孝 唐夫人


 唐夫人(とうふじん)の故事
唐夫人は、姑の長孫夫人によく仕え、姑に歯が無いのでいつも乳を与え毎朝姑の髪をとき、その他様々な事で仕え、数年が経ちました。ある時、長孫夫人が患い、もう長くないと思い一族を集めて言うには「私の嫁の唐夫人の、これまでの恩に報いたいが、今死のうとしているのが心残りである。私の子孫達よ、唐夫人の孝行を真似るならば、必ず将来繁栄するであろう」と言いました。この様に姑に孝行なのは過去現在珍しいとして、皆褒め称えたと言います。このため、やがて恩が報われ、唐夫人の家が将来繁栄する事は当たり前の事であると故事は伝えています。
 
氷見祇園祭 南上町 高欄
唐夫人
 
石動曳山 下糸岡町 舞台下彫刻
唐夫人
 

 
中国二十四孝
陸績田真兄弟剡子蔡順閔子騫黄香呉猛楊香張孝兄弟丁蘭王裒王祥姜詩孟宗郭巨董永舜王漢文帝山谷庾黔婁朱壽昌曾参唐夫人老莱子
ページ先頭(曳山意匠:中国二十四孝 唐夫人)へもどる。
Copyright © 2006-2021 Ikomaike TAKAOKA. All Rights Reserved.