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10式戦車
10式戦車は、2009年12月に制式採用された最新鋭戦車で、自衛隊の国産戦車としては4代目のものです。陸上自衛隊の戦闘車両としては初めて、C4Iシステム(指揮・統制・通信・コンピュータ・情報システム)が搭載されており、周辺に展開する味方戦車同士(10式戦車)が相互に情報を伝達し、敵や味方に関する情報の共有や指揮統制が可能となっています。また、基幹連隊指揮統制システムに接続させることで司令部や味方部隊との通信能力が向上し、戦車部隊と普通科部隊が一体化した作戦行動が可能になるとされています。
10式戦車の写真
名称:10式戦車 / Type 10 Tank
種別:戦車
全長:9.42メートル
全幅:3.24メートル
全高:2.30メートル
重量:約44トン(全備重量)
懸架方式:油気圧式(能動型)
速度:70 km/h(前進 / 後進速度)
主砲:44口径120mm滑腔砲(日本製鋼所製)
副武装:12.7mm重機関銃M2(砲塔上面)
74式車載7.62mm機関銃(主砲同軸)
装甲:複合装甲(正面要部)、増加装甲(砲塔側面)
エンジン:水冷4サイクルV型8気筒ディーゼル、1200 ps / 2300 rpm
乗員:3名(車長+操縦手+砲手)
開発費:約484億円、調達コスト(単価):約9.5億円(H22年度)
開発:防衛省技術研究本部、試作・生産:三菱重工業
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